スマートデジタル消臭®とは

OST法®の開発

多様化する社会の消臭ニーズに対して、高い処理性能・短時間処理・優れた効果を兼ね備えた手法として注目されているのが
オゾン消臭方式です。しかし、オゾンと臭気物質の反応速度は決して速くはなく、効率的な消臭のためには工夫が求められます。
そこで開発されたのが、「オゾンショックトリートメント法(OST法)®」です。

OST法®の基本原理

  • 条件1: 対象空間に対して一気に大量のオゾンを供給し、高濃度状態をつくる
  • 条件2: 生成されたオゾンを強い風で効率的に空間内へ行き渡らせる

この方法により、従来では時間を要していた処理も、短時間で強力な消臭を実現可能になりました。
OST法®の誕生により、孤独死現場やゴミ屋敷、水害・火災現場など、重篤な臭気への対応も可能となっています。

“スマートデジタル消臭®”の誕生

オゾンで臭気物質を分解するには、菌やウイルスの除去と同様に「オゾン濃度」と「接触時間」の積算値であるCT値による管理が不可欠です。
しかし従来のオゾン処理では、リアルタイムのオゾン濃度やCT値をリモートで測定・管理できる機器がなく、作業者の経験や勘に頼った手法が主流でした。

この課題を解決すべく、リアルタイムでのオゾン濃度測定と遠隔モニタリング機能を搭載したオゾン消臭機が開発されました。
この先進機能を活用し、数値に基づいた効率的で再現性の高い消臭を行う手法こそが、「スマートデジタル消臭®」です。